こうすれば受かるMBA2012 |
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■ 基本情報 【ハンドルネーム】 Captain 【進学先】 UNC Kenan-Flagler (Deadline:1月) 【他の合格校】 Babson (2月) 【途中辞退】 McCombs (1月), HEC (2月), Tepper (3月), 【WL】 Ross (1月)→6月不合格 【不合格校】 Tuck (1月), LBS (1月), Johnson (1月) 【年齢・性別】 34歳・男 【職歴】 計11年: 銀行3.5年(営業)、海運7.5年(営業、企画) 【私費/派遣】 派遣 【最終学歴】 一橋大学経済学部 【GPA】 3.4 【TOEFL】 107 (R:29, L:27, S:22, W:29) 【GMAT】 660 (M:47, V:34, AWA:4.5) 【海外経験】 イギリス1年(大学時代) 【コメント】 最後まで諦めずに頑張って下さい! ■ なぜ今MBA? 留学する前、企画部門にて会社全体の収支・投資計画策定等に関わり、経営者が意思決定する現場を目の当たりにしてきました。そこで、自分が経営者の立場に 立って考えた際、激変する業界環境において旧来のビジネスモデルに留まらない戦略を立案・実行し、経営資源をフル活用して継続的にInnovationを 起こせるような組織に変えていく必要性を感じました。 「会社の事業の発展を通じて、日本や世界経済の発展に寄与する」というキャリアゴール達成のためには、今後実務を通じて得られる経験に加え、経営に関する 広範な知識や理論のフレームワークを学び、それをAction based learningを通じて深め、実践することが必要と考え、現状の自分に足りない知識と経験のGapを埋めるためにMBA留学を目指しました。 ■ スケジュール・費用 2010年8-9月 :TOEFL予備校通学 2011年3月末 :社内選考通過 2011年4-7月 :GMAT予備校通学 2011年8月 :エッセイカウンセリング開始 2011年9月末 :GMAT初受験 2011年11月初旬:キャンパスビジット(7校) 2011年12月下旬:エッセイ着手 2012年1月 :出願開始(1月中に6校出願) TOEFL21回目終了(最終スコア、既出願校にスコアupdate依頼) 2012年2月 :2校出願 GMAT5回目終了(スコア更新ならず) 2校Interview(日本にて) 2012年3月初旬:1校出願 2校Interview(日本にて) 2012年3月6日: UNC電話インタビュー 2012年3月19日:UNC合格 2012年5月: UNC進学決定 2012年6月5日: サマースクール参加のため渡米 費用は総額で200万円強かかりました。 主な内訳:予備校・カウンセリング 約150万円、出願費用約20万円、ビジット約30万円、 各種テスト約30万円 等 ■ 予備校選び TOEFLについては、受験前年にWriting(Integrated)をAGOSで、Speakingをインターフェースで、それぞれ1ヶ月弱の短期講座を受講しました。 GMATは、5-6月にアフィアンス、4月及び7-9月にYESの講座を受講しました。 なお、カウンセラーについては4人と面談をしましたが、最終的には一番Fitを感じたアフィアンスで紹介頂いた日本人カウンセラーの方にお願いしました。 MBA受験の過程で多くの出会いがありましたが、この同じカウンセラーの元で一緒に闘った仲間との絆は、今後一生続く自分にとって特別なものになりまし た。 ■ レジュメ 自分で作成したものをカウンセラーに見てもらい、修正しました。それほど時間をかけませんでしたが、ポイントとしてインタビューでここを聞いてほしいとい うような内容を簡潔に書くよう心がけました。後に実際にインタビューを受けた際に、アルムナイや在校生はエッセイを見ておらず、レジュメを見て面接してい ました。 ■ TOEFL 2008年10月にiBTを初受験して以来、2012年1月に最終スコア107点(R:29, L:27, S:22, W:29)を獲得するまで、計21回受験しました。 オフィシャルガイドや市販の参考書で問題形式に慣れた後は、セクション別に以下の対策を行いました。 Reading: ペンギンリーダーズという文庫本で70万語(約30冊)程度の多読を行いました。また、これと並行して英単語3800をレベル4まで地 道に繰り返しました。また、これ以外に市販の参考書を使用して、1分程度で短めの英文の内容を読み取り、設問に答える訓練をしました。 Listening:朝晩の通勤時に市販の参考書の付録CD、iPodでCNN、Scientific AmericanやiTune Uなどを繰り返し聞きました。 Speaking:市販の参考書でいくつかのテンプレートや回答案を覚え、時間をはかってレコーダーで録音し、繰り返し練習しました。また、会社の英会話 研修も活用しました。22-24点くらいで安定はしましたが、個人的にはそれ以上の高得点を得ることの限界も感じられ、他のセクションでの高得点獲得を目 標にしました。 Writing:Integratedはアゴス、IndependentはJackのテンプレートを覚え、後は会社の研修(英文添削)などを活用し、書く練習を繰り返しました。また模範解答の洗練された表現などを覚え、できるだけ使うよう心がけました。 それなりに対策をし、コンスタントに100点前後が取れるようになってからは、それぞれのセクションの自己ベストが揃うように同月に何度も連続して受験しました。21回目に目標を達成した時の興奮は、今でも忘れられません。 ■ GMAT アフィアンスとYESで一通りの解法を学んだあとは、各オフィシャルガイドを繰り返し解きました。また、TOEFLと同様に英単語3800の暗記も並行して行いました。 試験の1-2週間前にはPrepを使い実践練習をしましたが、600点前後の満足のいかないスコアしか取れず、不安な気持ちのまま受験しました。結果的に 初回の660点(M:47, V:34, AWA:4.5)が最高得点となりました。出願の合間に集中的に勉強して計5回受験しましたが、スコアの更新はなりませんでした。 毎回準備に時間をかけて試験に臨んだのに、結果として初回よりも点数が下がっていってしまいました。毎回モニターの結果画面をみて呆然とし、重い足取りで 試験センターを後にしました。自分にとっては受験プロセスの中でここが最大のネックであり、満足のいく結果が得られなかったポイントです。 効果的な勉強法は結果を出された他の皆様に委ねますが、反省としては、実践練習が足りなかったこと、初回受験が9月末と遅くTOEFLやその他出願準備と重なりGMATに集中できる時間を作るのが難しかったことが問題だったように思います。 ■ エッセイ 8月から週一回のペースでカウンセリングを受けました。過去の自分を振り返ることで、そこから自分の大切にしている価値観を洗い出しました。その後、そのコアバリューをもとにWhy MBAを掘り下げていきました。 10月頃から志望校群のエッセイにつき、カウンセラーと一緒に、一つ一つの質問の意図を丁寧に読み解きました。そして、12月下旬より、各質問に対してネタ出しした上で、英語化を行いました。 実際に書き出したのは遅かったですが、それまでに深く考えてきたので、苦しみながらも年明け以降の出願になんとか間に合わせることができました。 ■ 推薦状 前部署、現部署の上司(課長)にお願いしました。翻訳については業者さんにお願いしました。 ■ 志望校選定 主に以下の3つのクライテリアをもとに志望校の選定を行いました。 1. 自分のキャリアゴール達成のために必要なLearning ObjectivesであるStrategy、Organizational Behavior、Innovation等をバランスよく学ぶため、General Managementに強みがあり、それらを実践的に学べるHands-onプログラムが充実した学校。 2. 濃厚な学生生活を送り、深い人間関係を築くことのできる比較的少人数校。 3. 帯同する家族の適性を考慮し、妻と子供たちが安心して暮らせる比較的田舎の学校。 こうした基準を加味した上で、事前に参加した学校説明会での印象やそこで感じたフィットを元に北米の7校を選び、11月初旬にキャンパスビジットを行いま した。エッセイ準備未済の為、公式なインタビューは受けませんでしたが、事前にアドミとコンタクトをとり、アポイントが取れた3校は非公式の面談をお願い しました。なお、面談の際は面接に臨むくらいの覚悟で、Why MBA, Why the Schoolのみは準備しておきました。 実際にキャンパスを訪れ、在校生やアドミに話を聞き、授業に出て、街を自分の足で歩くことでMBAや各校の雰囲気についての理解が深まり、非常に有意義で した。仕事の都合で難しい場合も多いかと思いますが、実際に自分とのFitを確認するため、学校側に熱意を示すため、またエッセイの題材にするために、個 人的には是非出願前のビジットをオススメします。 最終的な出願時にはビジット時のフィット感や出願時点のスコア、出願の締め切り時期の重複等を加味し、優先順位をつけて志望校のポートフォリオを作成しました。(その結果、ビジットとしたけど受験しなかった学校、しなかったけど受けた学校がそれぞれありました。) 上記に加え、多様なDiversityにあふれたEURO校も受験してみたいと考え、帯同する家族との生活も考え、1年半以上のプログラムの中から最終的に2校を受験ポートフォリオに加えました。 ■ インタビュー 以下、全て日本で実施しました。 日本人アラムナイ2校(McCombs、Ross) アドミPhone1校(UNC) アドミスカイプ1校(Babson) 在校生スカイプ1校(Johnson) それぞれWhy MBA、Why the Schoolなどの直球的な設問が大半でした。2月の出願後からインタビュー対策を開始しました。エッセイをもとに、ここは必ず伝えたいキーワードやキーセンテンスを覚え、できるだけ簡潔にデリバリーできるように心がけました。 ■ その他提出書類 特になし ■ アプリ提出後 TOEFLは1月初旬の出願後にスコアが更新できたので、学校の代表アドレス宛にスコアアップデートを依頼しました。結果、すべての学校で受け入れてもら えました。GMATは2月に5回目の受験を終えてしまっていたので、その後WLになっても何も対策ができず、一回くらい残しておいてもよかったかなとも思 われました。 (最もインタビューもほとんど終わるような時期にそれまでと同じレベルの高いモチベーションをキープしてGMATの勉強が続けられたかは、自分の場合は疑問です。) RossについてはWL後に学校から指定のあった追加エッセイを一本送付しました。(4月下旬) ■ その他役立つ情報 7月から12月までの約半年、六本木のアカデミーヒルズを利用しました。震災後の節電で暑いオフィスを逃れるため、また場所的にも丁度会社と自宅の中間にあり利便性が高く、仕事の後に集中して勉強する環境として有用でした。 ■ 受験を振り返って 自己実現のために自ら望んで始めたMBA受験でしたが、特にスコアメイクには苦しみ、家庭や仕事とのバランスが上手くとれずに、精神的にストレスがたまる 時期がありました。到底終わりの見えない状況に、挫けそうになることも何度かありました。そんな時、家族や友人、素晴らしい指導者や共に闘う仲間に支えら れ、また各校の在校生や卒業生等の関係者の皆様にモチベーションを頂くことで、今こうして夢の舞台に立つことができました。 今にして思うと、あの厳しい受験の過程からMBAにおける学びが既に始まっていたように思います。そこで苦労すればした分だけ、自分にとってより一層の成 長の機会になるはずです。最後の最後まであきらめず頑張り続ければ、きっと道は開けると思います。皆さまが最終的に自分の納得の行く道を選べるよう、心か らエールを送ります。 |